Philippine Department of Agriculture – Tokyo
はとむぎ茶 福島・JA夢みなみ

はとむぎ茶 福島・JA夢みなみ

香ばしい香りとすっきりした飲み口で長年地元で親しまれている。福島県のJA夢みなみ管内で生産された香り高いハトムギだけを原料に、刈り取りから焙煎(ばいせん)までJAが手がけている。  ペットボトルやアルミ缶などのラインアップがそろう中、寒い時季のお薦めは煮出し用ティーバッグ。好みの濃さに煮出してホットで楽しむと、優しい味が染み渡り、体の芯まで温める。  JAの直売所や各支店、ネットショップで販売している。煮出し用ティーバッグは1袋(8グラム入りが20パック)648円。ネット販売は5袋で3024円、送料と手数料は別。問い合わせはJA経済課、(電)0248(22)5142。(福島・夢みなみ) 引用:https://www.agrinews.co.jp/ichimuragem/index/139058

ユーカリ切り枝、需要ぐんぐん 初期投資低く作業性良好 産地化広がる

ユーカリ切り枝、需要ぐんぐん 初期投資低く作業性良好 産地化広がる

切り枝のユーカリ栽培が急拡大している。婚礼など業務需要の回復に加え、サブスクリプション(定額販売)など家庭需要の伸びが背景にある。露地で栽培できるため初期投資が少なく、作業負担も少ない。副収入や休耕地の活用に最適で、JAや行政が産地の育成・拡大に力を入れる。  東京都中央卸売市場のユーカリ取扱数量(2022年)は10年前の3倍(175万束)、金額は同4・5倍(5億円)でいずれも過去最高を記録した。旺盛な需要を受け、市場から産地化を促す動きも活発だ。  福岡県のJAむなかた花き部会は、主力のトルコギキョウの端境期に栽培可能だとして17年に導入。温暖な平野部の立地を生かし、全国でも珍しい周年出荷を実現する。丈の短い規格を充実させ、昨年10月からサブスクリプション大手のブルーミーへも販売する。  現在は10戸、2ヘクタールで生産する。主品目の花きやカリフラワー、ブロッコリーとの複合経営が多い。ユーカリを作る部門長の井ノ上精二さん(61)は、排水や通気性に気を使い、短い枝が多く取れるよう管理する。「誰かがいいねと言うとすぐ種を注文する。少人数だが動きが速い」と産地の活気を伝える。  滋賀県では行政とJAが連携し、湖東・湖南地域で広く産地化が進む。JAこうかは市場の声を聞き、19年から作付けを開始。中山間地の狭い土地で作れ、獣害にも強い。20年度の8戸1・3ヘクタールから22年度は15戸2・3ヘクタールへ拡大した。県の推奨品目となり、JAが広報誌で生産者を募集、イチゴの新規就農者にも複合経営を勧める。  主産地の愛媛県も生産拡大に乗り出した。県中予地方局は昨年、JA松山市やJAえひめ中央、東温市や松山市とユーカリ生産対策協議会を初開催。両市の実証園地で、水田跡地での排水性向上や安定生産技術を追求する。25年には10アール当たり収量を現状の8000本から1万本へ高め、主力「グニー」の面積を13ヘクタールから17ヘクタールに増やすことを目指す。 引用:https://www.agrinews.co.jp/economy/index/139047

「チャットGPT」農業にも使える? 記者が質問してみた 自然な会話文の一方で…誤回答も

「チャットGPT」農業にも使える? 記者が質問してみた 自然な会話文の一方で…誤回答も

さまざまな質問に対し、人工知能(AI)が自然な会話の形で回答するシステム「チャットGPT」が世界的に注目されている。農業に関する質問にはどう答え、生産現場で活用できるのか。本紙記者が実際に試してみた。(岡部孝典)  <ことば> チャットGPT 米国の新興企業「オープンAI」が開発。昨年11月にインターネット上に公開すると、わずか2カ月で全世界の利用者が1億人に達したという。サイトは英語表記だが、日本語の質問にも対応。メールアドレスなどを登録すれば、パソコンやスマートフォンから、誰でも無料で使える。 農業でもうけるには→「市場調査を」 いもち病は→「芋類の病気」?  「農業でもうけるにはどうしたらいい?」  記者が入力すると、チャットGPTは十数秒の沈黙の後、文字でこう返してきた。  「1.市場調査を行う:需要の高い作物や需要のある地域を調べることが重要です」  「2.生産計画を立てる:収穫量や販売時期、販売先などを考慮して、生産計画を立てることが大切です」  回答にかかった時間は1分強。6項目を挙げ、「以上の点に注意しながら、効率的な経営とマーケティングを行うことで、農業でもうけることができます」とした。自然な日本語で、文字が表示されるスピードが時折ゆっくりになる。まるで、人間が入力しているようだ。 抽象的な質問にも  グーグルなどの検索サイトは、調べたい情報が載っているサイトを示すが、チャットGPTは自ら答える。膨大な文章データを学習し、自然な会話文を実現したのが特徴だ。対話型AIと呼ばれ、抽象的な質問にも回答。文章の要約、翻訳、レポートや小説の執筆などもできるとされ、ネット検索の在り方を変えるとの指摘もある。 頼れる存在になる可能性も 日本総合研究所・三輪泰史エクスパート  「対話型AIは近い将来、農業経営の頼れる存在になる」。AIやスマート農業に詳しい日本総合研究所の三輪泰史エクスパートはそうみる。①作物の状況を説明すると、それに応じた技術や薬剤を選んでくれる②口頭の曖昧な指示でスマート農機を動かせる――といった活用方法が想定されるという。  一方で、現時点での用途は限られる。三輪氏によると、農家の活用法として考えられるのは、農作物の紹介、イベント告知など、さまざまな文章の作成補助。チャットGPTが示した文章を基に、自分に合わせて手直しすれば、一から文案を考える手間が省ける。  だが、現時点のチャットGPTは回答に誤りが多く、事実確認が欠かせない。実際、記者が「いもち病の防除に使える薬剤は?」と尋ねると、「いもち病は、芋類の作物に深刻な被害を与える病気の一つ」と答えた。実在しない薬剤や、人間用の鎮静剤・鎮痛剤の名前なども挙げた。  三輪氏によると、こうした誤答はAIが学習した農業に関するデータの少なさが要因という。他の対話型AIも含め、国や研究機関などが作物や技術、農機、資材といった公開データを積極的に提供し「有用なツールに育てていくべきだ」と提言。農家が将来にわたり無償・廉価で使えることをデータ提供の条件にする必要性も提起する。 引用:https://www.agrinews.co.jp/society/index/139377

[活写]和洋折衷「おにぎりパン」”膨らむ”人気

[活写]和洋折衷「おにぎりパン」”膨らむ”人気

JA愛知西産直広場南小渕店にある米粉パン専門店「パン工房」が作る「おにぎりパン」が好評だ。  米粉は地元産「あいちのかおり」を店内で製粉し使用。低温でじっくり焼くことで、ご飯の白色を再現した。県産ののりを巻き、おにぎりそっくりの見た目に仕上げる。米粉特有の甘味ともっちりとした食感で、具はツナマヨと明太ポテトの2種類。価格は1個150円。  2021年にJAらしい農産物直売所の立地を生かした商品として開発。午前中に売り切れることも多いヒット商品になった。  パン工房を担当するJAの大橋ゆかり係長は「お米なので腹持ちが良い。焼きたての食感をぜひ味わって」とPRする。(釜江紗英) 引用:https://www.agrinews.co.jp/picture/index/139350

おかゆはいまや”日常食”に コロナ下で定着、市場2桁成長 新商品も続々

おかゆはいまや”日常食”に コロナ下で定着、市場2桁成長 新商品も続々

低カロリー、手軽さが好評   日常食としてのニーズが高まり、おかゆ商品の市場が拡大している。食品メーカーが相次いで新商品を投入。高齢者向けや体調不良時の食事として一般的だったが、新型コロナウイルス下で低カロリー、手軽さが再認識された。食べ応えや、より手軽さを追求した商品も登場する。朝食や軽食向けにも広がっており、米消費の拡大にも期待がかかる。(玉井理美) 食べ応えも重視  味の素は3月18日、レトルトおかゆ新商品として、国産の鶏むね肉と「コシヒカリ」を使った「鶏がゆ」を発売する。低カロリーだが、タンパク質が多いのが特徴だ。  同社の調べによると、レトルトおかゆ市場は2022年まで2年連続で10%以上の伸び率で拡大。保存が利き、すぐ食べられる手軽さが、コロナ下で受け入れられたとみる。特に具材入りの「玉子がゆ」「紅鮭がゆ」が好調で、普段の食事として食べる人が増え、商品拡充の要望があるという。「より具材感があり、栄養価もある商品を拡充してきた。普段の食事としても食べてほしい」(同社栄養・加工食品事業部)。若い世代向けに昨年、期間限定で販売したブランド「粥粥好日(かゆかゆこうじつ)」の本格販売へ最終調整中だ。  新潟県産「コシヒカリ」を使ったレトルトおかゆを製造・販売するヒカリ食品(同県五泉市)では、黒米のおかゆや、GABA(ガンマアミノ酪酸)を豊富に含む発芽玄米のおかゆの女性の人気が高い。アジア各国のような「おかゆ文化を根付かせたい」と朝食向けなどに提案する。 “レンチン”好調  より手軽に食べられる商品も登場した。幸南食糧(大阪府松原市)は「お茶碗(ちゃわん)がいらない もち麦がゆ」などを通販サイトで販売。カップのまま電子レンジで温めれば食べられる。コロナ下以降問い合わせが増えた。  食料品店「DEAN&DELUCA」のアジアのおかゆシリーズは、お湯を注ぐだけで食べられるフリーズドライ商品。国産米を使い、牛肉やベニズワイガニ、貝柱などの具材を大きめにカットして1食で満足感を高める。「他にはない味を手軽に味わえる。朝食や昼食に取り入れやすい」(運営するウェルカム)。贈答用需要も高まっているという。 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/139513

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