Philippine Department of Agriculture – Tokyo
半島の農産物をネットでPR 国交省 規格外・未利用品の販路開拓も

半島の農産物をネットでPR 国交省 規格外・未利用品の販路開拓も

国土交通省は、半島地域の農水産物や加工品の情報を集約し、インターネット上の特設サイトでPRしている。「半島産品データベース」と銘打ち、食材の特徴や販売価格、提供時期などを紹介する。都市部の流通事業者やバイヤー、飲食店との橋渡しをする。規格外の果実や野菜にも光を当て販路開拓を後押しする。  半島振興法に基づく「半島振興対策実施地域」に指定する22道府県194市町村の産品を扱う。現在、約500品を掲載している。  半島地域は、古くから農業や漁業が盛んな一方で、人口減少や高齢化が進む。都市部の事業者が商談に訪れにくいなど、地理的に不利な点もある。  特設サイトでは、半島地域の産品を簡単に検索できるようにした。販売者名や所在地、連絡先、食材の内容量、調理方法などを掲載し、商談に役立ててもらう。輸出にもつながるよう、ハラルなど国際認証の有無も紹介する。サイズが小さいタマネギや摘果ミカンなど、規格外品や廃棄食材も取り扱う。発生時期や推定量などを記載し、加工業者や飲食店での利用を促す。  今春にも、市町村を通じて、同サイトに掲載する産品の追加募集を予定する。同省は「半島ならではの食の魅力をサイトで発信し、ブランド化につなげたい」(半島振興室)と意気込む。 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/141139

牛乳こんな飲み方も…消費増へ「パワー!」 ホクレン動画になかやまきんに君

牛乳こんな飲み方も…消費増へ「パワー!」 ホクレン動画になかやまきんに君

ホクレンは8日、お笑い芸人のなかやまきんに君を起用し、牛乳の可能性を広げる飲み方や使い方を発信する動画を公開した(ホクレン提供)。「MILK POWER チャレンジ」として、ユニークなレシピを紹介。動画サイト「ユーチューブ」公式チャンネルや交流サイト(SNS)で見られる。  春休みの学校給食がなくなる時期に若者に牛乳をたくさん飲んでもらおうと企画。同日から「プロテインの牛乳割り」「牛乳でつくる塩ラーメン」「コーラミルク」などの動画を公開。なかやまきんに君が「ヤー」のかけ声などを織り交ぜてレシピに挑戦する。全10種類を配信していく。  同様の挑戦をツイッターで発信した人に、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも用意する。ホクレンは「動画を見た人が、飲み方をまねて動画を投稿するような動きが広がってほしい」と期待する。 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/141975

ドラッグストアに産直野菜 愛知・JA西三河×スギ薬局

ドラッグストアに産直野菜 愛知・JA西三河×スギ薬局

【愛知・西三河】JA西三河と地元企業のスギ薬局(愛知県)が業務提携し、農畜産物の産直販売コーナーを併設したドラッグストア「スギ薬局西尾桜町店」がオープンした。同社は中部地方を中心に全国で約1500店舗を展開するが、JA産直との連携は初めて。両者は食や健康に関わるイベントも計画する。  JAは管内の農畜産物の発信、同社は生鮮食品売り場の強化を狙う。同社は1976年にJA管内の西尾市で創業しており、同市とも「ウェルネスを推進するまちづくりに関する包括連携協定」を結ぶ。  売り場面積は約50平方メートルで、地元産を中心とした野菜や果実、花き、加工品などを幅広く扱う。同社とJAは「地産地消を推進する店舗」を目指す。 今後は両者が協力し、農業者や管理栄養士が参加した健康提案や地元小学校での食育を計画。両者は、店内に設けるイベント兼コミュニティースペースでも、地域住民らを対象に健康・福祉・介護をテーマにした企画を行う。 地元産が並ぶ産直コーナー(愛知県西尾市で) 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/142256

一村逸品大賞「高崎生パスタ」 群馬・JAたかさき 地元産小麦を振興

一村逸品大賞「高崎生パスタ」 群馬・JAたかさき 地元産小麦を振興

大賞の「高崎生パスタ」を掲げる審査委員長のやくさん(10日、東京・秋葉原で)  日本農業新聞は10日、第19回日本農業新聞一村逸品大賞の中央審査会を開き、大賞に群馬県JAたかさきの「高崎生パスタ」を選んだ。小麦産地で「パスタのまち」といわれる高崎市産の小麦「きぬの波」を100%使い、JAと吉田製麺が共同開発した商品。地元産小麦の振興と消費拡大を狙った開発までのストーリーに加え、手軽に本格的なパスタが食べられるとして評価された。  「きぬの波」は、うどん用に開発された品種。審査委員長で漫画家のやくみつるさんは「もちもちした食感は境地に達している。食べ応えがあり、群馬県の顔として売り出せる商品」と評価する。  JAの堀米登組合長は「高崎生パスタは、当JAの高崎産小麦振興への取り組みの集大成。今回の賞をこれからの励みに、さらに地元農産物の販売拡大に努めたい」と語った。  大賞に続く金賞には、北海道JAびえいの「丘のおかしダイスミルク」と熊本県JAくまの「球磨茶ぷりん」の2点を選んだ。審査員特別賞には青森県三浦醸造の「リンゴにカシスを入れちゃいました!」を選んだ。 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/142554

農泊回復へ700万人目標 訪日客対応で重点地区、JAグループとも連携 農水省骨子案

農泊回復へ700万人目標 訪日客対応で重点地区、JAグループとも連携 農水省骨子案

25年度までの回復めざす  農水省は、農山漁村の滞在型旅行「農泊」推進に向けた実行計画の骨子案を示した。2025年度までに年間の宿泊者数を延べ700万人に増やす目標を設定。具体策として、インバウンド(訪日外国人)を受け入れる重点地区整備を挙げた。農泊を通じて地域の課題解決につなげようと、農業の働き手確保に必要な宿泊場所の確保も掲げた。労働力支援に取り組むJAグループとも連携するとした。  農泊の延べ宿泊者数は、19年度の589万人がピークだった。コロナ禍で20年度は390万人に落ち込んだ。21年度は448万人だった。  実行計画では、①集客力の向上②インバウンド取り込みの拡大③農泊地域の拡大――を柱に、新型コロナの流行前を上回る宿泊者数を目指す。農家宿泊や農業体験に限定されがちだった「農泊の印象を払拭したい」(同省都市農村交流課)考えだ。  具体策では、交流サイト(SNS)で多様な農泊のイメージを発信することに力を入れる。農泊に取り組む地域を紹介するポータルサイト「農泊ネット」で、各地域の宿泊・体験施設などの情報を集約する。  外国語への対応など、訪日客のニーズに対応できる環境を整備する「インバウンド重点受入地区」(仮称)を選定。日本政府観光局(JNTO)と連携して海外にも周知する。  農業関係者や宿泊業、旅行業などでつくる地域協議会の活動継続を後押しするため、同省の支援事業も見直す。他にも、農泊実践地域向けに優良事例の共有や、農泊地域への交通手段の確保などを進める。  実行計画は今後、詳細を詰め、5月に取りまとめる。 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/142680

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