Philippine Department of Agriculture – Tokyo

農協観光とJAL提携 兵庫・JAたじまに第1号活動拠点 農泊ツアーや援農企画

地域活性化へ業務提携契約を結ぶ農協観光と日本航空(JAL)は14日、両社の活動拠点として全国各地への設置を目指す「JJエリアセンター」の第1号を、兵庫県のJAたじまに設置すると発表した。両社社員が常駐し、農泊ツアー商品や援農事業を企画。地域への旅行者の呼び込みや、農業現場の労働力確保につなげる。

 同日、農協観光とJAL、同JAは同県豊岡市でパートナーシップ協定を結んだ。太田垣哲男組合長は「(JA管内の)観光、地場産業、農林水産業の活性化を図ることが目的。JAの食と農、地域ネットワークの強みを生かし連携したい」と強調した。

 4月1日付で設置する。農協観光とJALの社員が1人ずつ常駐。同JA旅行センターとも連携する。

 農協観光とJALは昨年7月、業務提携契約を締結した。①農泊ツアー商品の開発②援農につながる事業展開③特産農産物の販売強化──での協業が狙い。農協観光の農泊や援農のノウハウ、JALのブランド力や顧客網など、両社の強みを生かす。

 今後も基本的に協力JAを募り、3者の枠組みで取り組む方針だ。JAには、活動拠点として同センターを設置する。2023年度中に全国15JAにセンターを設置するのが目標だ。農協観光の清水清男社長は「地域・1次産業の活性化に貢献していきたい」と意欲を示した。

引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/143217

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