Philippine Department of Agriculture – Tokyo
Hiroshima group makes int’l “okonomiyaki” dishes to tempt G-7 leaders

Hiroshima group makes int’l “okonomiyaki” dishes to tempt G-7 leaders

With world leaders set to gather in Hiroshima for May’s Group of Seven summit, a food academy is aiming to make local favorite “okonomiyaki” pancakes a global hit with new twists that pay homage to member countries’ cuisine. A U.S.-style burger okonomiyaki and one featuring a German sausage and sauerkraut selection are among the variations […]

暑さ一蹴!? 高温に強い乳牛登場 兵庫、北海道で調査

暑さ一蹴!? 高温に強い乳牛登場 兵庫、北海道で調査

兵庫県が飼養するスリック牛。6カ月齢時点では、毛の長さに大きな違いは見られないという(県提供)乳量減少幅は3分の1 受胎率向上も期待  地球温暖化の影響で夏場の暑さが厳しさを増す中、毛が短くて高温に強い乳用牛「スリック・ホルスタイン」の導入に動く産地が増えている。行政や民間の研究機関が試験導入し、乳量や乳質、種付け時の受胎率を調べる研究を進める。夏場の乳量の落ち込み幅が3分の1に抑えられるとの報告もあり、酪農経営の改善につながる可能性がある。(北坂公紀)  乳用牛の暑さ対策は現在、送風機やミスト(細霧)冷房など畜舎環境の改善が中心だ。ただ、近年はこうした対策では限界があり、乳量の落ち込みや受胎率の低下が課題。こうした中で牛そのものを変える対策がスリック牛だ。2021年に精液の一般販売が始まった。精液は、海外の種雄牛から採取し輸入される。  兵庫県は23年度、スリック牛の導入に向け実証試験に乗り出す。27年度までの5年間で、乳量や乳質、種付け時の受胎率などを調べる。県所有の乳用牛に種付けし、毎年4頭程度のスリック牛を産ませて試験に用いる。  県の試算によると、搾乳牛50頭の経営の場合、全てスリック牛に置き換えることで夏季(7~9月)の生乳の売上高は約5%(約80万円)増える。県内では、夏季は乳量が7%落ち込むという。海外の研究結果に基づき、この落ち込み幅が3分の1に抑えられると仮定して試算した。  県立農林水産技術総合センター淡路農業技術センターの石川翔主任研究員は「スリック牛は乳量に加え、受胎率の改善も期待される。精液の価格も一般的なものと変わらず、酪農家の経営改善につながる」と期待を寄せる。  現状、国内で一般販売されている精液は、産子の半分しかスリック牛にならないのが課題だ。ただ、精液を輸入する野澤組(東京都千代田区)は「将来的には、全ての産子がスリック牛になる精液が販売される」とみる。  国内の生乳生産の半分以上を占める北海道では、ホクレンとジェネティクス北海道が調査を進める。ジェネティクス北海道は「夏場の暑さが厳しさを増す中、乳用牛の暑さ対策は喫緊の課題。スリック牛は有用な選択肢の一つだ」と強調する。 <ことば> スリック・ホルスタイン 「スリック遺伝子」と呼ばれる、体毛が短くなる遺伝子を持つホルスタインの一種。一般的なホルスタインよりも暑さに強い。同遺伝子は元々、南米の熱帯地域の在来牛が持っていた。交配によってホルスタインに導入された。 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/137748

品ぞろえ体感VR直売所 売り場リアルに、遠方からの“来客”期待 和歌山・JA紀の里

品ぞろえ体感VR直売所 売り場リアルに、遠方からの“来客”期待 和歌山・JA紀の里

VR上に再現しためっけもん広場の売り場 スマートフォンが直売所に――。和歌山県のJA紀の里の直売所「めっけもん広場」(紀の川市)は、仮想現実(VR)上に売り場を再現し、店内で買い物をしているかのように通販を楽しめるサービスを始めた。気軽に来店できない遠方在住者や高齢者らにも、豊富な品ぞろえから農産物に出合う直売所の魅力を体感してもらい、新たな需要を生み出す。(本田恵梨)  VR体験はスマホやパソコンなどで利用でき、リアルに再現した店内を見渡しながら自由に移動できる。農産物の陳列はもちろん、店内広告(POP)も見える。農産物をタップすると、味の特徴や旬などの説明が表示され、同店の通販サイトで該当商品が買える仕組み。季節に応じて売り場の様子も変えていく。  作成のきっかけは新型コロナウイルス禍だ。同店は全国のJA直売所でもトップクラスの売り上げを誇る大型店で、大阪府など市外からの来店者が半数以上を占める。緊急事態宣言下ではゴールデンウイークに休業を余儀なくされるなど、農産物の販売に支障が出た。一方、ふるさと納税の返礼品としての申し込みは好調で、特に関東など遠方からの注文が増えた。  JA直売課の岡田芳和課長は「遠方や高齢などで店に来るのが難しい方にも、売り場でお気に入りの農産物を選ぶ楽しさを体感してもらい、安定販売につなげたかった」と振り返る。  VR体験は、石川県のベンチャー企業と連携し、店内をくまなく撮影して作り上げた。今後は生産者のコメントや生産現場が見られる機能なども追加していきたい考えだ。  VR体験は、めっけもん広場のウェブサイト内に設けている。 引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/137923

[未来人材プラス]かんきつの味極める 鹿児島県阿久根市・小園悠太さん

[未来人材プラス]かんきつの味極める 鹿児島県阿久根市・小園悠太さん

「大将季」を手にする小園さん(鹿児島県阿久根市で)大学校で技術に磨き 高品質「大将季」栽培  鹿児島県阿久根市で発見された中晩かん「不知火」の枝変わり品種「大将季」の生産に情熱を注ぐのは、同市の小園悠太さん(22)だ。農業大学校で実験と研究を重ね、在学中に糖度20超えを成し遂げた。農業研修先で食べたミカンの味に衝撃を受け、「自分が作ったかんきつの味をきっかけに、農業を志す人を増やしたい」と夢を描く。  幼い頃から実家の果樹園に足を運んでいたが、手伝うことはなかった。「いつか継ぐのだろう」とぼんやり意識しながらも中学、高校と農業とは縁遠い生活。高校まで打ち込んだ柔道に区切りを付けたところで、就農へ一気にかじを切った。父・博樹さん(59)の背中を追いかけ、県立農業大学校に入学した。  入学後は、教員からの指導を受け、みるみる果樹生産に魅了された。研究のテーマにしたのは、地元で生まれた「大将季」。「不知火」と比べ果皮や果肉が紅色がかっているのが特徴だ。出荷基準となる糖度は13以上だが、より高糖度、高品質にするための研究を開始。目標としていた糖度20超えは、剪定(せんてい)や施肥、着果時期にポイントを置きながら試験栽培をすることで成功した。研究は2020年度の全国農業大学校等プロジェクト発表会で特別賞に選ばれた。  在学中に果樹を経営する市内の農業法人での研修も経験。1カ月と短期間だったが、そこで食べたミカンの濃厚な甘さに衝撃を受けた。卒業後はその法人の門をたたき、1年間研修を受けた。新型コロナ禍や資材高騰に直面する中での就農に対し「最初に苦しさを経験しておけば、後は楽になる」と応援してくれた。  当面の目標は「大将季」と温州ミカンの2品目の食味を“極める”こと。今冬、初めての出荷シーズンを迎えた。「食べた人から電話で感想や問い合わせが来たのがうれしかった。でも研修先と比べたら、数はまだまだ」と、一層の技術向上に意欲を見せる。 引用:https://www.agrinews.co.jp/society/index/138693

パワーショベルで温州ミカンの土壌改良 静岡県、省力化・資材高対策に

パワーショベルで温州ミカンの土壌改良 静岡県、省力化・資材高対策に

パワーショベルを使った温州ミカン園の土壌改良(静岡市で)  【静岡】県農林技術研究所果樹研究センターは、小型パワーショベルを使った、温州ミカン成木園の省力的な土壌改良法を開発した。パワーショベルのバケットの先端で、堆肥と土壌を混和する。2年に1回、2、3月に行うと、細根の量が大幅に増え、収量も増えた。同センターは化学肥料の吸収力が高まり、生産資材の高騰対策にもなるとみる。  完熟堆肥(バークや牛ふん)を土壌と混ぜると、細根の量が増えることは知られていた。しかし、くわで混ぜるのは重労働で、大面積に行うのは難しい。耕運機は、細根がロータリーにからむため使えなかった。  そこで、かんきつ農家に比較的普及し、なじみのある小型パワーショベルに着目。効果を確認した。  施工は温州ミカン「興津早生」の園地で、2018年3月と20年3月に行った。10アール当たり1、2トンの完熟バーク堆肥を、樹冠より少し外側の土壌表面に筋状に施用。バケットの先端をくわのように使って深さ20~30センチ耕し、土と混ぜ合わせた。施工時間は10アール当たり3、4時間だった。  19年1月に土壌(1辺30センチの立方体)を採取し、細根量を測定した。21年3月には細根量と物理性を測った。この結果、無処理区に比べて土壌改良区は3相分布の気相が増え、ふかふかした柔らかな土になった。  土壌改良区の細根量は19年に約2倍、21年には約3倍に増えた。「土壌改良効果は1年間、維持できるので、1年置きに施工すれば良い」と結論付けた。  土壌改良区の1樹当たりの収量は4年間の累計で無処理区に比べて28%多かった。葉の養分分析では、施工1年後の窒素含有量が無処理区より多かった。「細根が増え、同じ量を施肥しても吸収が増えているのかもしれない。施肥量を減らせる可能性がある」と話す。 引用:https://www.agrinews.co.jp/farming/index/138754

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