Philippine Department of Agriculture – Tokyo
コオロギ粉末のチョコ試験販売 アグラボ

コオロギ粉末のチョコ試験販売 アグラボ

飼料や食品の原料としてコオロギの粉末を製造・販売するエコロギーが、東京・大手町にあるJAグループのアグベンチャーラボ(アグラボ)でコオロギの粉末を使ったチョコレートの試験販売を始めた。食品としてのコオロギをPRし、市場の拡大を狙う。

 同社は本年度、アグラボのスタートアップ(新興企業)支援プログラム「JAアクセラレーター」に採択された企業。アグラボで、採択企業が開発した商品を販売するのは初めて。

 2種類を販売。「ハイカカオ」はコオロギパウダーを10%配合し、チョコのほのかな甘味とコオロギの風味がマッチする。「キャラメリゼナッツ」はコオロギパウダーを5%にし、カラメルをまとわせたナッツを加えることで食べやすく仕上げた。

 同社によると、コオロギは他のタンパク源と比べ、環境負荷を抑えて生産できる利点があるという。同社の中里恭規さんは「昆虫食への注目が集まる一方で、抵抗感がある人もいる。消費者に魅力を伝えて、市場拡大や販路開拓につなげたい」と意気込む。

 アグラボでは「ハイカカオ」(1箱20グラム)「キャラメリゼナッツ」(同23グラム)をどちらも1430円で販売している。

アグベンチャーラボで販売しているコオロギパウダーを混ぜたチョコレート(東京・大手町で)


アグベンチャーラボで販売しているコオロギパウダーを混ぜたチョコレート(東京・大手町で)

引用:https://www.agrinews.co.jp/ja/index/143197

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