Philippine Department of Agriculture – Tokyo
子実コーン実証分析 宮城・JA古川など

子実コーン実証分析 宮城・JA古川など

時間当たり所得…大豆並み 一層の普及には…増収が鍵

 宮城県JA古川とJA全農などは、2022年に実証した子実用トウモロコシについて、作業時間当たりの所得をまとめた。風水害などで収量は全国平均とされる値の半分程度だったが、時間当たりの所得は大豆並みを確保。作業時間は大豆の3割程度で済み、1時間当たり所得は6290円。全農は、一層の普及には「収量増に向けた技術の確立が課題」(耕種総合対策部)とみる。

 農水省は子実用トウモロコシについて、1時間当たりの所得が主食用米の約20倍、大豆の4・8倍などと試算している。ただ先進地・北海道などのデータを基にするなどしており、都府県での実態が不透明だった。

 同JAと全農などが22年産で行った実証は、31経営体が91・5ヘクタールで栽培し、平均収量は10アール当たり330キロだった。全圃場(ほじょう)が風水害の影響を受けた他、カラスによる食害なども広がった。作業時間は乾燥・調製を除き同1・78時間だった。品代と水田活用の直接支払交付金などを合わせた収入から、種子や農薬、農機の利用料といった支出を差し引くと、所得は10アール当たり1万1197円、1時間当たりで6290円となった。

 同JA管内で転作品目として定着する大豆は、1時間当たり所得は6236円と試算。収量は地域平均の10アール当たり181キロ、作業時間は農水省がまとめた全国平均値の同7時間を基に算出した。大豆の収入は同4万3652円で子実用トウモロコシを上回るものの1時間当たりの作業時間で見れば同等の所得が見込めるという。

 生産者団体・日本メイズ生産者協会の推計では、子実用トウモロコシの全国平均収量は同700キロ。この場合、1時間当たりの所得は1万2746円になる計算だ。全農は「子実用トウモロコシは作業効率が高く、転作品目としての潜在力は高い」(同)と指摘。収量減の要因となる湿害や鳥獣害への対策などが重要になるとみる。

引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/143214

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