2023年3月15日
一村逸品大賞「高崎生パスタ」 群馬・JAたかさき 地元産小麦を振興

大賞の「高崎生パスタ」を掲げる審査委員長のやくさん(10日、東京・秋葉原で)
日本農業新聞は10日、第19回日本農業新聞一村逸品大賞の中央審査会を開き、大賞に群馬県JAたかさきの「高崎生パスタ」を選んだ。小麦産地で「パスタのまち」といわれる高崎市産の小麦「きぬの波」を100%使い、JAと吉田製麺が共同開発した商品。地元産小麦の振興と消費拡大を狙った開発までのストーリーに加え、手軽に本格的なパスタが食べられるとして評価された。
「きぬの波」は、うどん用に開発された品種。審査委員長で漫画家のやくみつるさんは「もちもちした食感は境地に達している。食べ応えがあり、群馬県の顔として売り出せる商品」と評価する。
JAの堀米登組合長は「高崎生パスタは、当JAの高崎産小麦振興への取り組みの集大成。今回の賞をこれからの励みに、さらに地元農産物の販売拡大に努めたい」と語った。
大賞に続く金賞には、北海道JAびえいの「丘のおかしダイスミルク」と熊本県JAくまの「球磨茶ぷりん」の2点を選んだ。審査員特別賞には青森県三浦醸造の「リンゴにカシスを入れちゃいました!」を選んだ。

引用:https://www.agrinews.co.jp/news/index/142554