Philippine Department of Agriculture – Tokyo
国産大豆の需要拡大へ 商品開発を本格化 全農・DAIZ

国産大豆の需要拡大へ 商品開発を本格化 全農・DAIZ

JA全農は、プラントベースフード(植物由来食品)を製造・販売するベンチャー企業のDAIZ(ダイズ)と連携し、国産大豆を使った商品開発を本格化させる。初の商品として冷凍総菜を開発。9月からJA全農ミートフーズがコープデリ連合会を通じて、生協での販売を始めた。今後、商品数を増やし、主食用米からの転換作物として注目される国産大豆の用途を広げる。

 DAIZは、独自の技術で発芽中の大豆にストレスを与えてうま味成分や栄養価を高め、肉のような風味や食感の大豆加工品を製造する。全農と同社は1月に業務提携契約を締結した。全農が原料の国産大豆を供給し、同社が加工。総菜などの商品開発を進めてきた。

 第1弾の商品となる「国産発芽大豆を使ったふわっとピーマン詰め」は、半分に切ったピーマンに、加工した大豆を詰めた冷凍食品。軟らかく軽い食感が特徴で、大豆本来のうま味を感じる商品に仕上げた。生協のコープみらいの宅配サービスで先行販売し、順次売り先を増やす。1袋6個入りで、537円。

 開発した全農は「生産者が安心して大豆を作れるよう、新たな国産大豆の活用方法を示していきたい」(営業開発部)とする。

 今後は、国産食肉と混ぜ合わせた商品なども開発していく予定だ。

大豆加工品で弁当 JAビルで販売開始

 JA全農は、DAIZとの連携の一環で開発した、国産大豆原料のプラントベースフードを使った弁当の販売を始めた。弁当はキーマカレーとタコライスの2種類。東京・大手町のJAビルでJAグループ職員やビル利用者に向けて販売し、反応を見て今後の商品開発に生かす。

 原料の国産大豆は全農が供給し、同社が加工。料理に合うよう水気を調整し、そぼろ状にした。

 弁当はJAビルの32階と地下1階の売店で各550円で販売。売れ行きは好調という。購入したJAグループ職員には感想・意見を募り、「違和感なく食べられた」「えぐ味がなく大豆の風味も感じた」などの声が寄せられている。

 全農は「食感を左右する加工方法のノウハウなど蓄積し、商品開発をさらに進める」(営業開発部)とする。

<ことば> プラントベースフード(Plant-Based Food)

 植物由来の原材料を使い、畜産物や水産物を模して作った食品。豆類・麦類を使った肉代替食品(代替肉)や代替乳などがある。原料は輸入品が多いため、今後、国産の利用拡大が期待される。

出典:https://www.agrinews.co.jp/economy/index/107819

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